バブル以前の高度成長期(1955年〜1973年)とその後の安定成長期(1975年〜1990年)は、それぞれ水準に差はあるにしろ、ずっとインフレ傾向が続いており、預金金利も高い時には4〜5%ありましたから、不動産の賃料収入などはたかがしれていたわけだったのです。ゆえに当時の不動産所有者というのは、そういう意味では、インフレ率以上の地価の値上がり益にだけ依拠していたということにもなるでしょう。それが今や、不動産価格は1990年のバブル最盛期にピークアウトして、下がるところまで下がりました。
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そして、まだ曲がりなりにも賃料収入が高止まりを続けているために、高収益利回りが現出しているということなのです。